お茶の時間
2022.04.12
ロコモ予防
筋力やバランス能力の低下、骨や関節の病気によって運動機能が衰え転倒・骨折しやすくなることを「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
ロコモが進行すると、将来介護が必要となるリスクが高くなります。要支援・要介護になる原因のトップが、転倒・骨折や関節の病気など運動器の故障であるということはあまり知られていません。
最近ではこどもたちが外で自由に遊べる環境が減ってきていることやゲームの普及などでこどもの運動不足や体力低下も取り上げられています。「長時間立っていられない」「片足でしっかり立てない」「しゃがめない」などの動作ができないこどもも増えています。
現代の日本ではこどもから高齢者まで、すべての人たちにロコモ対策が必要です。
下肢筋力を調べるテストと歩幅を調べるテストでロコモ度を確認することができます。
ロコモ度テスト 詳細リーフレット(PDF)
アクティブガイド -健康づくりのための身体活動指針ー
ココカラ プラステン(+10分)
ふだんから元気に体を動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモ、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。
今までより10分多く毎日からだを動かす、近くには車ではなく歩いて出かける、エレベーターを使わずに階段を使う、など無理をしない範囲で体を動かす工夫をしてみませんか。
厚生労働省の発行のアクティブガイドには『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』をメインメッセージに、身体活動や運動を増やすための工夫がわかりやすくまとめられています。
人生100年といわれる時代に、高齢者から若者まですべての人々に活躍の場があり、すべての人が元気に活躍し続けられる社会となるよう、健康への問題意識は避けて通れません。
ぜひ下記の『アクティブガイド』から一歩を始めてみてください。
アクティブガイド
厚生労働省ホームページPDFへ