記録的な暑さを更新した今年の夏。迷走台風10号の大雨により各地に大きな被害をもたらし、地震からの復興途中の能登半島では9月21日の大雨による被害で河川の氾濫が相次ぎました。自然の猛威になすすべもない私たち。
ここにきて朝晩はやっと秋の気配を感じ始めましたが日中は相変わらず夏！あと３か月で新年ということが信じられないほど。日本の美しく穏やかな『四季』の暮らしが急激に『二季』へと移行しようとしているようです。
8月に発生した日向灘を震源とするM7.1の地震。『南海トラフ地震臨時情報』が発表された時、いつかは起こるだろうとは思いつつまだ現実の問題としてとらえきれていなかった私は大きな衝撃を受けました。
今回の「くらし、まもり隊！10月号」は具体的にどんな地震対策をすればいいかを考えるための資料となるよう、作成しました。私自身もコツコツと準備を始めていこうと思います。みなさんもいい知恵があればぜひ教えてください。
みんなでかけがえのない命を守っていきましょう！
いつもの暮らしを楽しく、幸せに・・・ 大切な日々を守る！
12月13日は「大掃除の日」。この日が古くから年神様を迎える準備を始める「正月事始め・煤払いの日」とされていることから制定されたそうです。
年を重ねるにつれ一年があっという間に過ぎるようになり、「あわただしい年末がまたやって来た」という思いですが、無事に年末・新年を迎えられることは幸せなことですね。
今からそろそろ家の中を点検して、気持ちよく新年を迎える準備を始めませんか！
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またシングルレバーシャワー水栓なら、水はねの少ない微細シャワーで、従来比20％の節水が可能です。
水漏れなどの不具合が出てきた蛇口は、エコで快適な蛇口に取替えをお考え下さい。
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地震の犠牲者のほとんどが家屋の倒壊や家具などの転倒による即死状態となっています。大切な家族の命を守るためには住まいの安全確保が最優先です。
今、何をすべきかを考えてみましょう。
家具の固定や配置の見直しで「安全空間」を！
地震の際、家具は必ず倒れるものとして考え、災害に備えることが必要です。家具が倒れた時に割れた食器やガラスなどが多くの負傷原因となり、危険です。
① 家具の倒れる向きを考えて配置する
② 家具部屋をつくる
③ 作りつけの家具を使う
④ 寝室には家具を置かない
⑤ 家具を置く場合には固定する
まずはできる部分からはじめ、家庭内に「安全空間」をつくることで、被災時や被災後に安心して暮らせます。
※ 出典 内閣府 防災のページ みんなで減災
■ 南海トラフ地震の倉敷市への影響
8月に発生した日向灘を震源とするM7.1の地震。いつかは発生するのだろうとは思いつつ、まだ現実の問題としてとらえきれていなかった私たちに『南海トラフ地震臨時情報』の発表は、大きな衝撃を与えました。
結果的に今回『南海トラフ地震』は発生しなかったのですが、水や缶詰・保存食品、転倒防止用品などの準備が十分にできていなかったり、家族との避難場所の確認ができていなかった我が家にとって、現状を見つめなおすいいきっかけtなりました。
まず、防災グッズの点検や家の中や周りの危険場所の確認をしましょう。地震が発生した時、身を守ることが第一です。普段自分がいる部屋や寝室を確認しましょう。倒れたり落ちてくるものはないか、身を守れる大きさの机はあるか、なければどこに駆け込むのか、点検し対策をしておきましょう。
トイレは四隅に柱があり丈夫で大きな家具の下敷きになる心配もありません。もぐれるほどの大きな机がない場合、ドアを開けたままにしてトイレに駆け込みましょう。
また、家族みんなが家にいる時、学校や仕事に出かけている時など、状況に応じた避難場所の確認をしておくといざというとき安心です。
いざという時すぐ持ち出せる防災セットを用意しておきましょう。内容を確認し我が家に合ったグッズを補充しておきます。ローリングストックで必需品を用意しておくのが合理的です。
お湯をかけるだけでできる即席の汁物、フリーズドライ、米、面、乾物、缶詰、お菓子、飲み物など。ポイントは普段からよく利湯押しているものを用意することです。いざという場合に自分の好きなものがストレスから身体を守ってくれるかもしれません。
ローリングストックは食品だけではなく日常使用する生活用品にも応用できます。ウエットタオル、乾電池、使い捨てカイロ、カセットボンベなどは常に一定量を置いておくと突然の災害にも対応できます。過去の被災者の多くは「温かい物が食べたかった」と話しており、カセットコンロとボンベが役に立ちます。
次の3枚の絵は、心理学者の島崎敢さんが通学路の危険個所を点検するのに子供でも分かるような資料を、と作成されたものです。ふだん子供が通ったり遊んだりする場所をいっしょに歩いて確認しておきたいですね。
